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吉州窯褐彩鹿文三足香炉

正面

九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

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九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

正面脇

九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

上部

九間堂篆書印
 
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

内面

九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

下部

九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉

裏面1

九間堂篆書印
  吉州窯褐彩鹿文三足香炉

裏面2

九間堂篆書印
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
吉州窯褐彩鹿文三足香炉
  • 品名     吉州窯褐彩鹿文三足香炉
  • 品番     S0002
  • 産地・時代  中国吉州窯(現・同国江西省吉安県永和鎮) 南宋時代(12-13世紀)
  • 寸法・重量  高さ8.2cm 口径11cm 重量326g(全て凡そ)
  • 価格     応相談
  • 亭主論説     
    器胎中央に設けられた枠(窓)内に主題を描き、その周囲に幾何学的線画文様を配する、中国陶磁伝統の意匠を持つ古作。そして、主題の鹿の眼や胴部に、吉州窯きっしゅうよう 注1の特徴である微細な線刻も施される。

    白もしくは薄黄色の素地上に褐彩(鉄絵・鉄釉)で鹿文入りの窓絵を描き、仕上げに透明釉が上がけされるのも吉州窯陶磁の特徴。それは、当時の大陸南北の陶芸技法を融合した産物でもあった。

    このような吉州窯の白磁(軟質磁器)は、唐時代末(10世紀)から元時代(14世紀)にかけて、花器や香炉・日用品等の様々な用途で愛用された。特に、陶磁器作りが盛んとなった南宋時代には、本作のような華北・磁州窯の鉄絵技法を導入した、縁起が良く、親しみある意匠の作品を数多く生み出した。

    注1日本では、吉州窯というと、玳玻天目や木葉天目といった鼈甲釉や黒釉の茶碗が著名だが、実は本作のような白色陶も代表的産品である。

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