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navigate_next  陶磁器類 navigate_next  鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉(鬲式炉)

鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

正面1

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

正面2

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

正面3

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

紫斑

九間堂篆書印
 
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

上面1

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

上面2

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

見込

九間堂篆書印
  鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

下面1

九間堂篆書印
 
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

下面2

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

口縁裏

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

脚部1

九間堂篆書印
  鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉

脚部2

九間堂篆書印
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉
  • 品名     鈞窯澱青釉紫斑鬲香炉きんようでんせいゆうしはんれきこうろ
  • 品番     S0004
  • 産地・時代  中国鈞州(現・同国河南省禹州 宋~金・元時代(10-14世紀)
  • 寸法・重量  高さ9.8cm 口径10.2cm (全て凡そ)
  • 付属品    桐箱・包布付
  • 備考・特記  
  • 価格     応相談
  • 亭主論説     
    遠く印度で誕生した佛教は、紀元前に中国に伝来し、その南北朝時代(5-6世紀)に、より深く浸透し、急速な発展を遂げた。

    かくして、香炉も佛教儀式の器具として普及し、本作も、信仰心が篤く、香文化が高揚したであろう宋時代(10-13世紀)の文人や士大夫たちが愛用した一品と思われる。

    とりわけ、金石学が隆盛した宋代は、古代の青銅器を尊ぶ文人・士大夫らが、蒐集は無論、研究を重ね、当時世界最高の技術を持つ陶工の力を借り、陶土でのその再現に注力した。

    周時代(前11-前3世紀)の調理器具である「れき」を模した本作も、そうした流行や交流から生み出された、歴史的かつ文化的逸品ではなかろうか。

    澱青釉(天青釉)と紫斑釉を融合させた鈞窯の意匠は、中国陶磁史上、最も大胆な革新とされるが、この香炉は、同じ技法によるといえども、青空に淡々とした紫雲が漂うが如き姿で、比較的静謐の気を有すものと言えよう。

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